北大の修士号取得者が出前をしているというニュースを見ると、そこに焦点があるのは「学歴の浪費」や「個人の自由」ではないように感じる。2023年の卒業生は1158万人で、年間の新規雇用数はわずか1200万人だ。これには、インターネット大手企業から社会に「送り返された」50万人の中堅層は含まれていない。今の就職市場はまるで圧力鍋のようだ。3~5年の経験を持つ中堅層が給与を下げて職を奪い合う中、HRの予算は限られており、すぐに仕事をこなせる人材が優先される。新卒者?履歴書さえ開かれるかどうかも怪しい。そんなときに出前をするのは、希少な「確実性」を求めているだけだ。面接も人脈も不要だ。200通の履歴書を送っても返事が来ない絶望感に比べて、1回の配達ですぐに数百円が入金される方が不安を和らげるのに役立つ。しかし、この事例の最も重要な点は、「学歴=リターン」という暗黙の了解を打ち破ったことだ。20年の教育を経て、最終的にたどり着いた最適解が体力勝負だとしたら、学歴は一体何のためにあるのか?

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