中国の最も裕福な都市の内訳を見たばかりで、実際に国内の富の集中がどこで起きているのか考えると、なかなか興味深いです。



上海が一人当たりの所得約88,300でトップに立ち、次いで北京が85,000です。金融と政治の中心地であることを考えれば納得です。でも私の目を引いたのは、深センが81,100で3位にランクインしている点です。そこには華為、テンセント、比亞迪、DJIなどの巨大テック企業が集まっています。まさに中国版のシリコンバレーであり、そのためにこの規模の富を生み出しているわけです。

その次に広州、蘇州、杭州が76k〜77kの範囲で並んでいます。蘇州はかつて世界最大の工業生産を誇っていたため、今もその製造業の重みを持っています。杭州は浙江省の省都であることから、資源を引き寄せるのに成功しています。

中国の最も裕福な都市の面白い点は、地理的な要素が重要だということです。寧波の一人当たり所得が75,000に達したのも、その理由の一つです。世界最大の港を擁し、サウジアラビアの石油、ブラジルの鉄鉱石、オーストラリアの鉱物、アメリカの大豆などがそこを通じて流れています。その取引量が富を生み出しているのです。

リストに載っている小さな都市も面白いです。厦門は74,200で、富裕な福建の起業家たちが次々と移り住んでいるため、杭州や広州よりも住宅価格が高騰しています。南京は江蘇省の省都で、約74,800です。そして紹興は72,900で、これは4人家族の年間収入約29万に相当します。ここは民間企業の拠点となっており、面白い事実として、農夫春の創業者と馬雲はともに出身地です。

大学生で「実際にまともな収入を得られる場所はどこか」と考えるなら、これらの10都市が明らかにターゲットです。一人当たりの所得差は表面上は小さく見えますが、キャリアの動きとなるとすぐに差が出てきます。
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