Battery Smartは4月28日、インド全土でバッテリー交換ネットワークを拡大するため、Mirovaから債務ファイナンスとしてUS$15 millionを調達したと発表した。今回の資金は、電動の二輪および三輪のドライバーが消耗したバッテリーを充電済みのものと交換できる、都市および準都市部の市場で、パートナー主導のステーションを導入するために活用される。MirovaはNatixis Investment Managersのサステナブル投資関連会社だ。
Battery Smartは、インドにおける電動の二輪および三輪向けにバッテリー・アズ・ア・サービス(BaaS)モデルを運営している。同社は、2020年にニューデリーで最初の拠点を立ち上げて以来、50都市において1,600以上のパートナー主導型ステーションを設置した。Battery Smartによれば、同ネットワークは現在、日々70,000人のドライバーにサービスを提供しており、毎日125,000回以上のバッテリー交換を処理している。
US$15 millionの債務ラウンドは、より広範な拡大戦略の一部だ。Battery Smartは、同社が保有する自社バランスシート上のバッテリーを購入するために、債務として1,000クローレ超 (US$116 million) を調達した。この債務裏付けのアプローチは、成長するネットワークと事業運営の規模拡大を支える。
Battery Smartの拡大戦略は、交換ステーションをホストする地元の店舗オーナーに依存している。このパートナー主導モデルにより、同社は、企業が運営する拠点に伴う家賃や給与といった固定費を回避できるとされる。Battery Smartによれば、ドライバーは日々の収入を約700ルピー (US$7.40)から800ルピー (US$8.50)へ、さらに約1,200ルピー (US$13)から1,500ルピー (US$16)へと増やすことができ、これは同社に支払う料金を賄うことが可能だという。
Battery SmartのBaaSのアプローチでは、バッテリーの利用を車両の所有から切り離し、ドライバーは最初にバッテリーを購入する代わりに、ネットワークを通じてバッテリーを利用できるようになる。同社は、このモデルにより充電の稼働停止時間が減り、ドライバーがより長く道路に出続けられるため、固定バッテリーを搭載した電気自動車と比べて収益が増える可能性があるとしている。
接続されたバッテリーにより、Battery Smartは毎日の走行でほぼ4百万キロメートルのGlobal Positioning System (GPS)データを収集できる。同社はこのデータを使ってネットワークの成長を計画し、メンテナンスの必要性を予測する。債務ファイナンスによって一部支えられるより大きなバッテリー群は、家庭用インバーターやテレコムのインフラといったセカンドライフ用途も可能にするかもしれない。