最近金価格の動きを見ていて、何か気になる点がある。XAU/USDはちょうどその$4,660付近に位置していて、何度も跳ね返されているし、正直テクニカル的にはかなり厳しい状況だ。50日移動平均線は割り込まれ、モメンタム指標も反転しつつあり、チャートには典型的な分配パターンも見られる。今の金に強気な状況では望ましい展開ではない。
現時点では弱気派が優勢のようだ。$4,620付近にしっかりとしたサポートがあるが、そこが割れると、金価格はあっという間に$4,550に向かって下落する可能性がある。一方、もし金価格が$4,700-$4,720を回復できれば、より深い調整ではなく、一定のレンジ内での調整を示すかもしれない。マクロ環境も追い風ではなく、長期金利の高止まり予想が、金のような非利回り資産への新規買いを難しくしている。
面白いのは、弱気の展開にもかかわらず、中央銀行は依然として買い増しを続けており、地政学的な要素も長期的なケースを支えていることだ。つまり、短期的なテクニカルは弱いが、金価格に対する構造的な買い圧力はおそらくなくならないだろう。トレードをするなら、$4,620のレベルを注視すべきだ。そこを割ると、下落スピードが加速する可能性がある。
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