ゲートニュースによると、2023年3月20日、クリス・ラーセンは非営利組織RippleWorksを通じて、上場予定の営利企業Evernorthの大量投票権を掌握し、潜在的な利益相反が懸念されています。米証券取引委員会に提出された1158ページのS-4書類によると、RippleWorksはArrington XRP Capital Fundに50万ドルの現金と2.11億XRP以上を投資し、契約により同ファンドのEvernorth株式に対する投票権をコントロールしています。
書類によると、Arrington XRP Capital Fundの一般パートナーであるマイケル・アリントンはRippleWorksの指示に従って投票を行う必要があり、これによりラーセンとその非営利組織は法的には株式を直接支配していないものの、投票決定に実質的な影響力を持つことになります。ラーセンの子女信託も5000万XRPを出資し、約183万株のEvernorth株式を取得、ラーセンの上場企業における影響力はさらに強化されます。
報告書は、このような取り決めが、ラーセンがRippleの会長としてEvernorthや普通株株主の利益と対立する可能性を示しています。ラーセンの報酬はゼロですが、RippleWorksは2024年度末までに14億ドルの資産を保有し、数百万ドルを慈善事業に寄付しています。取引前にXRPの価格が上昇した場合、RippleWorksとRippleは契約に基づき追加のEvernorth株式を獲得し、ラーセンや関係者の利益がさらに増加します。
総合的に見て、この取り決めは、非営利組織が暗号資産と営利株式の間で交錯する運用を行うことで、規制やガバナンス上のリスクを引き起こす可能性を示しています。投資家は、Evernorthのナスダック上場やXRP価格の変動がラーセンやその非営利ファンドの投票権に与える潜在的な影響、またこれらの構造が普通株株主の利益に実質的な影響を及ぼすかどうかに注意を払う必要があります。